10月5,6日、島根県松江市の松江城山公園周辺では日本三大茶会の一つで、秋の文化催事として定着している「松江城大茶会」が開催されました。30回目を迎える今年は、松江城山公園、松江歴史館、赤山茶道会館を会場にで素心流、三斎流、小笠原流、不昧流・大円会、羽楽流、表千家、不昧流・不昧会、方円流、裏千家、武者小路千家、速水流光明寺陣幕会など11の各流派が特設の茶席をしつらえ「おもてなし」の実践が行われました。季節感を具現した和菓子に古色床しい茶碗で点てられたお手前は「茶どころ」「菓子どころ」を堪能させるに十分で、松江城一帯には、打ち立ての出雲そばやカニ寿司などの模擬店で舌鼓を打って満足する多くの観光客の顔がありました。席によって1日の来訪者が1000人を超えるところもあると聞きました。