10月1日、松江市内のホテルで「島根県の観光施策に関する懇談会」が開催され、島根県観光連盟(山根常正会長)や島根県観光客誘致促進協議会(皆美佳邦会長)、島根県旅館ホテル生活衛生同業組合(松崎滋理事長)など県内の観光事業者や島根県、島根県議会商工観光議員連盟(森山健一会長)の代表など30名が参加しました。出雲大社の大遷宮効果によって観光入込客は前年比30%増とされており、ホテルや航空便、JRの高速指定席の予約が取りづらいなどの声がありますが、意見交換では「大遷宮効果終了後の誘客対策」「隣県との協調」「インバウンド対策の拡大」「オフシーズン対策の実施」「隠岐、石見地域の観光誘客の拡大」など、当面する島根県や島根県観光連盟などの取り組みに対する意見がありました。溝口知事は「広島、岡山、米子など近隣の空港施設を利用した観光客の動向を把握し、適切な着地商品を造成することは有益」と述べ、JALの住吉山陰支店長は「絶好調の時期こそ島根を訪れる観光客に対し『満足』の提供をお願いしたい」と述べ、ハード、ソフト両面からのサービス充実を求めました。