白露

　「白」というと冬をイメージしますが、中国のでは秋の色とされ、いよいよ、朝夕の涼しさに肌寒さも感じる『仲秋』を迎えます。「白露」とは、草の葉に白い露が結ぶという意で、露が凝って白く見えるのは秋の陰気が夏の陽気に交わる時期として、『暦便覧』には「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と記されています。白露は９月７日からですが、本年は、アルゼンチンでの２０２０年のオリンピック開催都市を決めるＩＯＣ総会が大きく報道され、また、韓国では隠岐地域の世界ジオパーク登録を審査するＧＧＮ総会が予定されており、涼やかな風のもとで熱いメッセージの到着が挨たれます。