中海・宍道湖水質汚濁防止対策協議会(会長;浅野俊雄島根県議会議員)は、9月3、4日に滋賀県の琵琶湖について水質管理対策の現状視察を行いました。琵琶湖は日本最大の淡水湖で面積670.25平方㌔と、中海(86.3平方㌔)、宍道湖(79.2平方㌔)を合わせた面積の4倍で、水量は30倍に上ります。とりわけ、琵琶湖は関西一円の2府4県1400万人の水源として活用されているため、下水道の整備・普及をはじめ流入負荷の軽減や水草の除去など厳しい水質管理が講じられていますが、BODや全リン、チッソなどの数値は横バイで、近年、急速に繁茂区域が拡大している陸ヨシやヒシ、コウガイモなどの水草の除草が課題とされています。特に、多年生の南米からの外来種であるオオバナミズキンバイの群落急増に危機感を持った対応が図られていることがわかりました。一連の説明にあたった滋賀県琵琶湖政策課の三和伸彦参事は「流入負荷の軽減や水草の除去などの水質管理は前進しているが、水資源の基となる山林の荒廃をはじめ河川環境や湖岸の状況などの現状からすると、好適な自然環境を蝕む状況を改善しなければ良好な琵琶湖の自然は維持できないと考えている。」と述べました。