7月30日、島根、鳥取両県の行政、議会で構成する中海・宍道湖水質汚濁防止対策協議会(代表;浅野俊雄島根県議会議員、斉木正一鳥取県議会議員)の中央要望が行われ、国土交通省、農林水産省、環境省、財務省の各関係先に水質浄化対策、ヤマトシジミなどの水性生物の生息環境維持向上対策、底泥土の処理など、中海・宍道湖の水質環境向上について具体的な提案が行なわれました。近年、宍道湖では「アオコ」の大量発生やシジミの資源量激減が問題視され、中海では湖底からの硫化水素発生が指摘されています。この日の要望では、国土交通省では秋本大臣官房審議官に対し藻刈りや覆砂の事業化を、農林水産省には実重農村振興局長および室本整備部長を訪ね、農業集落排水の放流水の高度処理を、環境省には井上副大臣に水質や環境変化の徹底調査と解析などを求め、井上副大臣からは「適切な対応を進めたい」とのコメントがあり、また、室本整備部長は「全国的に閉鎖水域での漁獲が減少傾向にあり、憂慮している」と対応の必要について言及されました。