7月18日、松江市内のホテルで一畑電車沿線対策協議会総会(会長;西山彰島根県地域振興部長)の平成25年度総会が開催され、構成団体の島根県、松江市、出雲市の代表など20名が出席し、平成24年度の事業報告、決算および平成25年度の事業計画、予算を承認しました。宍道湖の北岸を結ぶ一畑電車には年間140万人の利用者があります。人口減少などにより通勤、通学などの定期利用が減少し、営業収支は年間2億円近い欠損を計上していますが、国、県、沿線自治体が安全運行に必要となる設備投資を支援する上下分離方式によって経営支援を行っており、平成24年度からは線路や車両の更新など10年間で50億円の設備投資が始まりました。一畑電鉄によると、本年は出雲大社大遷宮によって20%程度の旅客増が見込まれ、8月下旬からは新装したイベント列車の運行を始める予定で、26年からは順次、新型車両がお目見えするとのことでした。地域住民の足として多額の行政投資を続ける一畑電車ですが、100年の歴史を持つ地域資源の活用という意識がほしいと思います。