7月4日、第23回参議院議員通常選挙が公示されました。今回の参議院では政権与党が過半数を下回るねじれ国会が続いており、非改選議員と合わせて与党が過半数を確保できるかが最大の焦点とされています。また、公職選挙法の改正により今回の選挙からインターネットでの選挙運動が解禁され、成年被後見人の投票も認められるようになりました。ところで、島根県選挙区は午前8時30分からの立候補受付に4人が届け出をしました。自民党の公認で立候補した島田三郎候補の出陣式は、午前8時30分から松江市内中原町の選挙事務所で行われ、総括責任者を勤める細田博之衆議院議員が、「議席の奪還に向けて一丸となって頑張ろう」と檄をとばしました。午前9時から島根県庁前の第1声で、島田候補は1200人の聴衆を前に、「人口減少が続き活力の低下が心配される島根県の課題に対し、国・県・市町村がスクラムを組んで取り組めるよう地方議員の経験を生かす。行き過ぎた一極集中からヒト・モノ・カネの地方分散を果たすためには高速道路など地方の社会資本の整備も必要だ。国政で生じる様々な問題に対して、常に島根に軸を置いて行動する」」などと、6年前に失った議席回復にかける決意を述べ、7月20日まで17日間の遊説をスタートしました。