6月23日、出雲市内のホテルで将棋界で活躍する里見香奈女流4冠の後援会総会と交流会が開催されました。女流のタイトルは、女王、女流王座、女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花の6つで、里見さんは先の女流王位戦で甲斐女流4段に惜敗したものの、女王、女流名人、女流王将、倉敷藤花のタイトルを保持し、現在、棋士となるべく奨励会で奮闘中です。里見香奈後援会(北島建孝会長)は279人の団体、個人が登録しており、総会では平成25年度の事業計画や予算が承認されました。交流会では、里帰りした里見さんに5冠を達成した記念として北島会長から腕時計が、小学時代の恩師である桑本先生から花束が贈られました。里見さんは「タイトル戦の敗戦はあまり気にしていない。(厳しい奨励会に身をおくことは)覚悟の上とは言え、辛い1年を過ごす中で、皆さんの温かい声援に励まされ、支えられていることに、心から感謝している。目標の棋士を目指し、『極限まで努力したのか』を自らに問い、さらに成長できるよう頑張りたい。」と挨拶しました。