6月19日、島根県議会6月定例会は常任委員会が開催され、議案、請願の審査と所管事項調査が行われました。文教厚生委員会では、議案審査に先立ち、午前には県立宍道高校を訪問し、教職員と意見交換しました。真田校長は「以前は経済的な理由などにより『働きながら勉強する』という定時制・通信制への入学理由から『学び直し』の傾向に大きく変化している。習熟別に授業時間を確保するため学年を設けず、2学期制を採用している。」など学校の状況を説明し、委員から「夏季の授業に空調の必要は」と問われ「設備があればありがたいが・・」と応じました。午後には本年から特別支援学校に配置されたスーパーコーディネーター2名を招致して県内の特別支援教育の現状と課題について、また、県立の専門高校の職業指導担当教諭と県立大学の浜田、出雲、松江の各キャンパスに設置されているキャリアセンターの責任者6名を招致して県内のキャリア教育の現状と課題について、それぞれ意見交換が行われました。