テレビの辛口解説でおなじみのサッカーのセルジオ越後さんは1945年にブラジル・サンパウロで日本人移民の両親から生まれ、ブラジルのプロサッカーチームであるコリンチャンスを経て1972年に来日し藤和不動産サッカー部でプレーしました。現在は、「アクエリアス・サッカークリニック」を開設し、全国で少年少女を指導しています。先日、セルジオさんとお会いして意見交換した折に、「日本の学校は授業で『先生と生徒』だったものが、部活になった途端に『監督と選手』と呼び方が変わる。教員が無報酬で、しかもすべてのリスクを引き受けて指導を行う体制など全く不合理で、理解し難いことだ」と指摘し、現状の学校の部活動で行われている競技スポーツの指導については、根本的に見直しする必要性があると述べました。