5月31日、出雲市のビッグハート出雲・白のホールで「見つめよう 日本人の生き方」とする有村治子参議院議員の講演会が開催されました。神道政治連盟島根県本部の主催で行われた会合には県内各地から約350人が参加、聴講しました。有村議員はICUを卒業後に米国SIT大学院に留学、修士課程修了後、30才で参議院議員(2期)となり、文部科学政務官や参議院環境委員長などを歴任し、2児の母でもあります。講演では「『主権』とは自己の意思に反して何者にも制限を受けない権利であり、安全保障はつねに『主権の行使』という観点が基本になければならない」「日本は6852の島から成っているが、12海里の領海、接続水域、200海里の経済水域の起点となる周囲が100㍍を超える島々の存在が領土であり、主権のおよぶ範囲である」「日本の歴史は神々の時代から連綿と受け継がれてきた精神文化であり、1945年の前後だけを取り出して批判する中韓の指摘にはきちんと反論しなければならない」「万世一系の意味するところは世界中から尊敬される権威の象徴であり、権力の象徴ではない」「私たちは未来を生きる次代のために正しい歴史と美しい国柄を伝える責任がある」などと述べました。