出雲市の宍道湖岸にある湖遊館は毎年10月初旬から5月初旬までフィギアスケートやアイスホッケーの公式大会が開催できる広さと観客席を持つ中四国屈指のアイススケートリンクとして開設されています。今シーズンの営業は5月6日まであと僅かとなり、ゴールデンウイーク中は多くの愛好者で賑わっています。

 湖遊館の隣接には宍道湖自然館ゴビウスやホシザキグリーンパークがあり、休日などにはたくさんの親子連れが訪れるスポットとなっていますが、ウインタースポーツの代表格であるスケートリンクのPRが希薄で、知名度の低下と利用者の漸減を招いていることは残念の一語に尽きます。

 設置からまもなく20年となる施設は屋根の腐食などによる雨漏りが指摘され、冷凍機の更新も必要とされているだけに、財政的に厳しい状況下にある出雲市が今後どのような施設運営の方向を示すのか注目されるところですが、全国に情報発信できる可能性のある稀有の地域資源であるという認識と施設を十分に利活用できるような体制の改善が急務と思います。