3月16日から福島県三島町の生活工芸館と三島町交流センター山びこで、編み組み工芸品の第12回全国編み組み工芸品展が開催されています。編み組み工芸は蔓や草等の自然素材を用いて編んで作られた工芸品で、日本の伝統的なものづくりの一つで、各地域の生活環境によって素材や技法が異なることが特徴です。2日間の展示会には全国から約600点を超える作品寄せられ、まだ1㍍を超える雪が残る山村の会場周辺には県内外から多くの愛好者が訪れています。会場には、経済産業大臣賞などの受賞作品など奥会津編み組細工の山ブドウ細工やヒロロ細工、マタタビ細工など、すばらしい作品が並べられ、展示会販売会を兼ねたイベントとなっていることもあって、開場からわずか1時間足らずで1~2万円の小物から20万円バックまで、ほとんどの作品が完売するほどの盛況です。三島町は人口1800人余の典型的な過疎・高齢化の山村ですが、昔からの生活工芸品現代社会に融合、地域の産品として光彩を放つ様は、上勝町の「葉っぱビジネス」に並ぶ自然からの余録の活用』で山漁村定住の大きなヒントとなるように思えます。