1月24日、出雲市内で食品衛生協会出雲支所の食品衛生指導員を対象にした食品衛生講習会が開催されました。出雲保健所によると今年度はノロウィルスに起因する食中毒が全国的に頻発しており、県内でも食中毒警報の発令中とのことで、出雲保健所衛生指導グループの安藤鈴子獣医師が、ノロウィルスなどによる感染性胃腸炎が疑われる吐瀉物や下痢便などの処理や消毒の方法について詳しく説明するとともに粘液胞子虫クドア・セプテンブンクタータによる養殖ヒラメでの食中毒について注意喚起を行いました。また、食物アレルギーに関し、食品衛生法第19条によって必ず表示することが義務づけられている特定原材料「卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生」の7品目について、食品関係事業者として食品表示の方法についてきちんと意識する必要があることを指摘されました。