恒例の出雲地区経営者団体協議会の平成25年新春講演会・賀会が1月23日、出雲商工会館大ホールで開催され、出雲、平田の商工会議所と出雲、斐川、飯南の商工会の役員約160人が参加しました。江田小鷹出雲商工会議所会頭は開会挨拶で「安倍政権の発足によって経済政策が金融緩和の方向に大きく転換されたが、厳しい地域経済に明るさが点るか否かは不透明で、ごうぎんの久保田頭取に今年の経済動向について詳しくお聞かせいただきたい。」と述べ、山陰合同銀行の久保田頭取は講演で「世界経済は中国など新興国の景気が調整局面にあり減速傾向にある。欧州の通貨危機は一応収束したが、火種は依然として残っており、何らかのきっかけで再燃する可能性がある。日銀の金融緩和の成否は成長分野への投資拡大にかかっており、国債が主となっている金融市場に動きが出るような政策誘導に期待したい。」などと述べました。賀会は室家隆一出雲商工会会長の大社神謡の披露・乾杯で和やかに行われました。