1月12日、出雲市東福町の吉原地区で「とんどさん」が盛大に行われました。吉原地域は19戸70余人が暮らす久多美地域の中山間集落で、3世代同居世帯が多く、比較的子供の姿がが多い農村地域です。この日は少し寒さはありましたが、星天、微風のフラワー公園には、町内の若手がしつらえた高さ15メートル余の青竹に歳徳神を祀る立派な左義長(とんど)が立てられ、周囲には、近隣から持ち寄られた門松や注連飾、書き初め、古いお守りなどが積み上げられていました。午後6時過ぎに、還暦を迎えるという河原基さんによって点火されました。炎が暗がりに燃えさかる中、屋台には暖かい豚汁やおにぎりが用意され、参加した老若男女は舌鼓を打ちながら、今年1年の無病息災を誓い合っていました。世話人の一人は「20年ぐらい前から始めたが、今は、町内が総出で取り組める行事は『とんどさん』ぐらいだから、少し寒いけど、毎年、皆んが楽しみにしている」と話していました。