出雲市は悪化した財政状況を改善するため中期財政計画を立案し、向こう10年間の改善内容を公表しました。出雲市は過去の積極的な財政投資によって、類似団体に比較してケタ違いに大きな起債残高の消化に苦しんでおり、現状の財政指標は若干改善されつつあるものの、依然として全国のワースト10にあげられています。合併から10年を経過する平成26年度から段階的に地方交付税の減が予定されるだけに歳出の縮減は待ったなしで、都市基盤の整備は他の市町村に先んじているとは言え、合併によって市が引き継いだ800を超える管理すべき施設の早急な見直しや規模格差が大きい小中学校の合併統合、行政サービスの利用料金の改訂さらに職員の定数減や給与のカットは不可避の状況だと思います。しかし、一方で、もっと積極的に新しい収入の途について言及すべきであり、例えば、グリーンステップで計画されている民間資本によるメガソーラー建設で5億円の税収が見込める案件が一部の反対で立ち往生しているなど、財政改善に対する出雲市の取り組み姿勢は緩く、まだまだ甘いと感じます。