11月16日、松江市内で県と松江市、出雲市で構成する一畑電車沿線対策協議会(会長;楫野弘和島根県地域振興部長)の臨時総会が開催され、従来の中古車両の導入方針を平成26年度から単車の新型車両4両の建造などに変更する施設・設備改善計画が審議、了承されました。一畑電車は本年「神話博しまね」の開催もあって3%程度の旅客増が見られるものの、少子化の影響による通学定期利用者の減などにより、依然として漸減傾向に歯止めがかからない状況です。総会では事業者側から「企業努力によって平成25年度にブライダル電車などのイベントが可能となるような車両改善を図る」などとする方針が示されましたが、「徹底して定期利用者の拡大を図られたい」「施設改善が利用者の満足度を向上させるよう徹底した意識改革をすべき」「施設改善に対する国の支援が計画通り実現するよう努力されたい」「安易な計画変更は慎むべき」などの意見がありました。一畑電車は、平成25年度から10年間に国、県、沿線自治体から約60億円の支援を得て電路や線路など老朽化した施設を改修し、安全性を向上させる取り組みを進めることとしています。