現在、国立京都博物館で「大出雲展」が開催されています。これは、古事記編纂1300年と平成25年に60年ぶりで行われる出雲大社大遷宮を機に、出雲大社に関わりの深い宝物や荒神谷など出雲の重要遺跡から出土した品々を一堂に紹介する展覧会で、出雲神話と出雲大社の成り立ち、古代・中世の出雲人が育んだ神と仏への祈りのかたちが展示されています。また、9月9日までの期間中、関連イベントで神々の国「しまねの神楽」と題して、8月26日には国の重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産に登録された佐陀神能、9月2日には島根県無形民俗文化財の隠岐久見神楽や石見神楽の公演や神話に関するシンポジウムなども予定されています。連日30度を超える暑さの中ですが、会場は多くの来訪者で賑わっており、銅剣・銅鐸をはじめ出雲大社の秋野鹿蒔絵手箱や八重垣神社の板絵著色神像、鰐淵寺の白鳳仏など、ホンモノならではの輝きは観覧者の心を魅了し、高い評価を得ています。
