5月5日は「子供の日」で、祝日法ではその意義を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」としています。日本では、平安時代から「人日・上巳・端午・七夕・重陽」を季節の節目の身のけがれを祓う大切な行事とする5つの節句と位置づけ、野山て薬草を摘み、その薬草で体
のけがれを祓って健康と厄除けをしてきた習慣があり、後に、「上巳」が雛人形、「端午」が武者人形や鯉のぼりなどに象徴される子供の健やかな成長を願う節句行事になったと言われています。
少子化対策が言われるようになって20年以上が経過しましたが、晩婚化の進展と出生数の減は加速するばかりのように感じます。人口構造を考えれば、高齢者人口の増加により、次世代が悲鳴を上げることは必至です。日本社会は、古くから子供を宝物として大切に育てるのが伝統であり、1日も早く価値観の多様化として結婚や子育てを放棄する思考を是とする風潮をくい止めることが求められると思います。男女が睦み、愛を育み、家庭を持ち、子を育てるという 「あたりまえ」のことが、実は、家族の絆を育み、社会の連帯をつくり、国家の繁栄、人類の幸福に連環することだと、「子供の日」にあって強く感じる次第です。