4月8日、出雲市の一畑薬師では漫画家の水木しげる夫妻などが出席して「のんのんばあとオレ」のブロンズ像の除幕式が開催されました。澄みわたる青空の下で行われた式典には島根県の小林副知事をはじめ中海・大山・宍道湖圏の境港、米子、安来、松江、出雲の各市の市長、副市長が顔を揃え、境内を埋めつくした多くの参拝客が見守る中、一畑薬師飯塚大幸管長が入魂供養の導師を勤めました。除幕式後に挨拶に立った水木しげるさんは「88才までは大丈夫だったが、90才になると何の挨拶かも忘れてしまうから、間違っても何を言っても平気。ワッハッハ。」と述べ、参列者を爆笑させました。「のんのんばあ」とは、少年時代の水木しげる(本名・武良茂)の家にお手伝いに来ていた「景山ふさ」という老婆で、神仏を「のんのんさん」と呼ぶことから、信仰心の深いお婆さんをのんのんばあと呼んだようです。のんのんばあは水木しげるさんの少年時代におばけや妖怪の世界を語って聞かせ、後年の妖怪漫画家・妖怪研究家への素地を作ったとも言える人物で、境港市の水木しげる記念館前に「のんのんばあとオレ」のブロンズ像があります。今回、水木プロの協力を得て、のんのんばあまつり実行委員会(会長;大谷厚郎一畑電鉄社長)が組織され、眼のお薬師さんである一畑薬師に目玉おやじのブロンズ像4体と一緒に境内に建立されました。
