2月19日、灘分コミュニテイセンターで小島東、ヨコハマ、協和、灘分新田、川北、出来洲の集落営農組織6団体の特定農業法人設立の報告会が開催されました。灘分地区は出雲市内でも農地集積率が高く、すでに法人化した小島西営農組合とあわせて組合員数231人、受託農地面積約238ha余の県内最大級の営農法人組織群となります。発起人の代表として挨拶に立った小村正新田営農組合代表は「従事者の高齢化や作物価格の下落など厳しい農業情勢下にあるが、農村地域を守るために関係者が小異を捨てて大同団結し、今日に至った。これからも決して安穏な歩みではないだろうが、地域住民あげてともに頑張って前進したい」と述べ、来賓代表として長岡秀人出雲市長は「県内農業生産の4分の1を占める出雲市にあって、灘分地区はその中核地域の一つであり、法人化後の取り組みに大きな期待を持っている」と述べました。関係者によると、今後、さらに集積率を高め、概ね10年後を目処に1法人に合併・集約するとのことで、今後の展開に期待したいと思います。