2月2日、平田文化館で北山地域シカ被害者の会が開催され、60名が出席しました。この日は、平成23年10、11月に実施された区画法による頭数調査をもとに弥山・鼻高山地域と湖北地域のシカの生息状況の推計について島根県と出雲市が関係住民に報告するとともに24年度のシカ対策に対する住民公聴として開催されました。弥山・鼻高山地域では、区画法の調査では昨年を若干上回ったもののベイズ法による解析やCPUE、ライトセンサス、糞塊による調査などを加味し、昨年よりも400頭余減少し、950頭程度としました。昨年度に弥山地域の生息密度を上回った湖北地域ではさらに増加し、564頭(区画法)の生息が推定されると発表されました。ただ、狩猟期に180頭程度が捕獲されているため、現状は若干減少とのことですが、造林木の剥皮や農産物の食害が激増しており、深刻な状況との認識が示されました。出席者からは「同じ北山地域なのに島根県と出雲市が別々に対策を講じ、地域によって資材などに対する補助率が異なることに違和感がある。」との意見がありました。島根県、出雲市ともに24年度も引き続き徹底駆除を図るとする方針が説明されましたが「捕獲したシカの処分が難しく、駆除ができない。」とする意見があり、早急なる対応について検討されるよう要望しました。