出雲市東福町の中部保育所(出羽恵子所長)で、出雲市美野町から野郷町の山林から切り出された樹齢100年を超える樅の木などの県内産木材をふんだんに活用した延床面積875㎡の立派な木造石州瓦葺平屋建の園舎が完成し、1月29日に竣工式が行われました。中部保育所の移転改築は、昭和54年に建設された施設が地盤沈下等により劣化が著しいため、総事業費約2億8千万円をかけて社会福祉法人平田保育会(山根貞会長)が、島根県の森林整備加速化・林業再生事業交付金1億2千万円余を受けて建設したもので、山根会長は「たくさんの皆さんの協力で立派な園舎が竣工し、感激しています」と式辞を述べました。来賓を代表して、原仁史島根県農林水産部長が「近年に建設された公共建築物の中で、地元産の木材がこれだけ活用された施設は例を見ないもので、意義深く思います」、長岡秀人出雲市長は「立派な施設で充実した保育実践を期待します」と、それぞれ祝辞を述べました。式典では、土地提供者の福田明己さんや木材の提供者の岩成潔さんなど、個人2名と1団体、5法人に感謝状が贈呈され、4,5才の児童が「こどものせかい」など2曲を披露しました。


園山繁 オフィシャルブログ「園山繁 活動日記」Powered by Ameba