12月6日、11月定例島根県議会は一問一答方式の一般質問(6日目)が行われ、自民党議員連盟の生越俊一議員、小沢秀多議員、民主県民クラブの須山隆議員、角智子議員、無会派の成相安信議員の合計5名が質問に立ちました。生越議員は石見銀山遺跡について、小沢議員は竹島問題について、須山議員は福祉医療費などについて、角議員は自死防止対策などについて、成相議員は農業問題などについてそれぞれ質しました。溝口善兵衛知事は竹島の領有権確立に向け東京で会議開催をすべきとする意見に対し「政府の姿勢に変化がなく、国内世論の喚起のためにどのような手法が有効であるか関係者と協議したい」と述べるに止まりました。今井康雄教育長は石見銀山周辺の豊栄神社や佐毘売山神社などの修繕支援について「国の史跡については、通常、修復等に要する経費について国1/2、県1/6,市町村1/6の補助があり、石見銀山については基金から1/12を支援することから当事者負担は1/12となる。修繕の実施にあたっては、事業主体の実情に応じた取り計らいを考慮したい」と述べました。