6月11日、国立大学法人島根大学の医学部付属病院(小林祥泰病院長)の新病棟開院記念式典が開催され、文部科学省関係者をはじめ国会議員、島根県知事、島根県議会関係者、出雲市長など200名が参列しました。「地域医療と先進医療が調和する病院」を基本コンセプトに建設された新病棟は鉄筋コンクリート9階建で、183病床。従来病床とあわせた総病床は600床で、国内最新鋭のCT導入や腫瘍センター、緩和ケアセンターなどがん診療に対する先進的な取り組みをはじめ女性・個室病棟の設置や地震などの災害に対応した設計が随所に施されています。記念式典終了後には正副病院長の先導で施設見学や病棟2階に設置されているランチカフェラパンで祝賀会が開催されました。島根大学医学部付属病院では、平成24年度に救命救急センターの設置やドクターヘリ事業への参加を予定しており、引き続き、施設整備に取り組むとしています。