12月19日、出雲市内のホテルで「RAILWAYSを支援する会(飯塚俊之会長)」の解散式が開催されました。「RAILWAYSを支援する会」は、錦織良成監督が一畑電車を題材にした映画を撮りたいとする意向をうけ2年前に「BATADENを支援する会」として、官民で設立され、映画の題名がが「RAILWAYS」となったことから改称され、制作費の募金やロケへの協力などを行いました。映画「RAILWAYS」は、日本全国の201スクリーンで公開され、2010年5月29日・30日の初日2日間で動員7万8,367人、興収9,071万4,700円となり映画観客動員ランキングで初登場第5位、ぴあ初日満足度ランキングで第2位になるなど、年配者を中心に幅広い世代に評価されており、日本映画をフランスに紹介するKINOTAYO映画祭で最優秀賞を受賞するなど、60万人を超える興業成績をあげるヒット作品となりました。解散式に先立って、一畑電鉄の一畑口駅には記念プレートが設置されました。飯塚俊之会長は「「RAILWAYS」を観て感動しない人は日本人の心を失った人である。「RAILWAYS」によって故郷に住む人たちが「自分の住むところはすばらしい評価をうける地域だ」と気づいてくれれば嬉しい。」と挨拶しました。錦織監督は「官民をあげた支援をいただいて制作した映画が評価され、ヒットしたことは嬉しく、関係者の皆さんに心から感謝申し上げる。今後もすばらしい故郷の良さを題材にした作品を撮りたいと思っている。」と謝辞を述べ、長岡秀人出雲市長は「錦織監督とは出雲市でアジア映画祭を開催したいものと話している」と、錦織監督の今後の活躍に期待するコメントを行いました。