11月16日、東京都麹町の都市センターホテルで「議会人の議会人による議会人のための研究集会-真の地方自治を目指して-」をテーマに、第10回都道県議会議員研究交流大会が開催され、都道府県議会議員役600名が参加しました。全国都道府県議会議長会の金子万寿夫会長(鹿児島県議会議長)は、「政府の地域主権戦略大綱に基づく地方3法改正の国会審議がもたついていることは遺憾。議長会は次期通常国会で、地方議会の制度充実を図るべく、地方自治法の改正を、各政党・会派に働きかけている。」と挨拶しました。研究大会は第1部で、時事通信社の田崎史郎編集委員が「政治は良くなるか~ねじれ国会の課題と展望」と題し、基調講演を行いました。第2部は、「議会基本条例」「議会の政策立案機能」「機会の住民参加」「議会改革」などのテーマで、パネルディスカッションによる分科会が開催されました。第2分科会は「議会の監視機能の強化」をテーマに、立教大学川村仁弘教授をコーディネーター、笹岡一彦福井県議会議員、丸山裕次郎宮崎県議会議員をパネラーとして意見交換が行われました。