11月1日、地域スポーツや青少年の健全育成、自治活動に貢献された先達の相次ぐ訃報に接しました。島根県の中学校卓球界の名指導者として大きな足跡を残された福田雄一先生、75歳。福田先生を前にすると、いつも韓愈の雑説にある「世有伯楽、然後有千里馬。千里馬常有、而伯楽不常有。」を思い起こします。類い希な指導力で、赴任される学校を悉く卓球の強豪校にされる手腕はまさに「伯楽」そのものだったと思います。教員を退職された後は、地域の自治活動の先頭に立たれました。また、永らく平田地区剣道連盟事務局長を務められた郷原隆さん、69歳。郷原さんは休眠状態であった平田市剣道連盟の再建にあたるとともに、剣道の普及と競技力向上のため、少年剣道教室の設立に尽力され、昭和48年から平田市少年剣道大会の開催を実現するなど「平田の剣道」の礎を築かれました。現在、県内トップレベルの競技力を誇り、各種の全国大会で上位入賞の実績があがるようになったのは、郷原さんの献身的な働きがあったればこそと思います。福田さん、郷原さんの逝去は、ともに惜しみても余りあるもので、痛惜の念にたえません。ここに、改めて、ご功績をたたえるとともに、心からご冥福をお祈り申し上げる次第であります。合掌。