10月27日、出張から帰って10月26日の斐川町議会で、出雲市との合併に関する全ての議案を否決されたと聞き、「まさか」と、本当に驚きました。小生は、10月17日の住民投票で3752票差の大差で、合併賛成という民意が示された以上、出雲市、斐川町の両議会で、平成23年10月1日付けの合併が承認・決定されるものと思っておりました。代議制を執る日本の民主主義は、通常、有権者は、選挙で選ばれた議員に対し、議会に上程される全ての案件の処理一切を無制限委任します。選良たる議員は、採決に際し、「自らの良心にのみ従って」行動します。しかし、今回の合併事案のように、住民投票で住民の意志が明らかになった個別案件について、議会がその意思を否定することは、民主主義の多数決原理に反することとなり、きわめて不適切と言わざるを得ません。斐川町の住民投票の結果をうけて、合併に関する住民説明会を開催した出雲市の長岡秀人市長は「冷や水を浴びせられた」と形容されたと報じられていますが、出雲市民にも、一様に「裏切られた」との思いが強い印象を受けました。これで、確実と思われた出雲市と斐川町の合併は、大きく遠のいたと感じます。圏域の一体的な発展を期待した小生としては残念で、改めて、議会・議員のありかたについて考えさせられる事案となりました。