10月17日、出雲市との合併協議に対する住民の是非を問う住民投票が行われ、合併賛成が9743票、合併反対が5991票と、3752票差で合併賛成という結果が出されました。この結果からすれば、斐川町民は出雲市との合併に明確な意思表示を行ったこととなり、2001年10月25日に当時の出雲市、平田市、斐川町、大社町、湖陵町、多伎町、佐田町の2市5町で合併協議会を設立して以来、曲折を経た斐川町の合併問題は、2011年10月1日に出雲市への編入合併というかたちで終止符が打たれる見通しとなりました。斐川町の勝部町長は、10月26日にも出雲市との合併関連議案を審議する臨時町議会を召集する意向とのことで、出雲市議会との議決が揃えば協議開始から10年を経て、いよいよ人口17万5千余人の「新出雲市」がスタートすることになります。ところで、合併する新出雲市の市域は、現在の出雲県土整備事務所や出雲保健所など県の出先機関と重なり合う部門が多いことから、県と市の役割分担などに変更が生ずることとなります。島根県では地方分権一括法の成立以降、順次、市町村への権限委譲を拡大していますが、松江市と東出雲町、出雲市と斐川町の合併によって島根県の東部2市についてどのようなかたちになるのか注目したいと思います。