10月13日、出雲市立西田コミュニティセンターで平田西部地域治水対策協議会が開催され、島根県出雲県土整備事務所および出雲市役所の関係職員と斐伊川の支川で1級河川である平田船川、湯谷川の流域となる西田地区、国富地区の自治協会や土木関係者など約30人が意見交換しました。平田市街地を貫流する平田船川と湯谷川の改修事業は昭和47年から始まり、平田船川は今年3月にようやく上流部の山付部が拡張され、平成22年度からいよいよ湯谷川の拡幅に着手すべく準備が進められています。しかしながら、平田船川の上流部となる県道鰐淵寺線の西郷地内の冠水被害は解消されず、本年7月にも冠水や護岸崩落により県道が通行止めになるなど「期待はずれ」との声があがっています。現在、出雲県土整備事務所で冠水被害解消のため、応急対応を検討中との説明に「早急なる対応を」との強い意見がありました。また、湯谷川の改修事業の進捗には関係地区である平田地区の協力が不可欠との観点から、平田地区の自治協会を構成団体にすることが了承されました。