8月3日、県議会中山間地域対策議員連盟の事例研究(2日目)で京都府南丹市美山町の「かやぶきの里」と綾部市老富地区の「水源の里」を訪問しました。南丹市は平成17年に園部町、美山町など4町が合併して新設されました。昭和30年に1万人を超える人口があった美山町ですが、高齢化の進行もあって、現在は5千人を割ったとのことですが、町内に200等を超える茅葺き家屋が残存し、平成5年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されたことをきっかけに、茅葺き民家の保存とグリーンツーリズムを主体とした都市住民との交流が活発化し、昨年、地域活力の再生を求めた南丹市総合振興計画が策定されました。綾部市は、市政施行時(昭和25年)5万4千人余の人口が、現在3万7千人にまで減少し、山間集落の荒廃が顕著となり、平成18年12月議会で水源の里条例を制定しました。①市役所から25km以上の距離にあること、②高齢化率60%を超えていること、③水源地域に位置すること、の条件を満たす地域を「水源の里」に指定し、強力な定住支援対策を講ずることとし、現在、5集落を対象に事業が実施されています。また、市内の空き家320戸を都市住民に提供し、UJIターンを促進、高齢集落の家屋や農地、山林を流動化させる取り組みが始められています。意見交換では「府と市町の役割分担はどのように図られているか」「所有権移転の具体的な方法は」など、活発な質疑がありました。