自衛隊島根地方協力本部広報室は、7月30日(金)午前9時から午後6時まで、出雲市の河下港で、基準排水量570t(長さ57m)の掃海艇「やくしま」「ひらしま」の2隻について艦艇広報を実施しました。掃海艇は機雷除去を任務とする自衛隊艦艇で、「やくしま」「ひらしま」「たかしま」は、ホーミング機雷に対抗するため、掃海具として新型の水中航走式機雷掃討具を採用している木造船で、今年度からFRP船体に変更となるため、3番艦の「たかしま」(西郷港で艦艇広報中)が最後の木造船体の掃海艇です。今回の艦艇広報は佐世保所属の自衛艦隊としては初めてですが、北朝鮮問題など日本海の緊張が高まる中で、五味司令は「今後も機会があれば寄港したい」と述べており、自衛隊島根地方協力本部長の森茂敏一等陸佐は「艦艇広報に多くの市民が参加され、自衛隊の理解が進むことを期待している。」として、今後も自衛艦艇の河下寄港を行う方針を示しました。


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