7月28日、久しぶりに島根県民会館で、井上ひさし作品で、鵜山仁さん演出のこまつ座公演『父と暮せば』を観ました。さすがに、読売演劇大賞の優秀作品賞、優秀演出家賞など、高い評価を受けている秀作だけに、中ホールは満席で、見応えがありました。舞台は、昭和23年の広島で、被爆した父、娘のやりとり、特に、明るく快活だが、心の奥では原爆投下を生き残ってしまったことへの罪悪感を持つ娘が、好意を寄せる青年との結婚に踏み切れない様を、父が、親として諭す内容で、いつしか、会話の妙に引き込まれる思いがしました。いずも演劇鑑賞会は、会員が観劇に必要な経費を負担(月額2500円)して、年に6回の演劇公演を鑑賞する会で、ふだんは出雲市民会館での鑑賞が基本ですが、松江市民劇場との相互交流により、県民会館の公演を観ることができたのは幸いでした。