島根県議会の農水商工委員会(中村芳信委員長)は、7月22,23日の両日、島根県内の農商工連携の実態について、雲南地域と出雲地域の8事業を抽出し、調査を実施しました。1日目の7月22日は、農商工等連携促進法に基づくの認定書の交付を受けている雲南市木次町の「いずも八山椒有限会社」をはじめ、美味しまね認証を取得し、こめたまごなどの販売に取り組む「木次ファーム」、第3セクターによる特産ビジネスを拡大させている「㈱奥出雲振興」および循環型林業への取り組みを目指す「仁多郡森林組合」の4カ所を訪問、意見交換しました。奥出雲町が仁多米、仁多牛、奥出雲椎茸、酒造り、温泉、観光開発、特産販売を1パッケージとして進める地域の経済循環の仕組みは、平成21年度ベースで、売り上げ2,938,128千円、従事者数342名と、奥出雲町の普通建設事業費に匹敵するもので、中山間地域の定住・産業振興のモデルとして全国的にも大きな関心を集めています。説明にあたった㈱奥出雲振興の三澤又三郎執行役員は「従事者の高齢化と施設の設備更新が課題であり、資源循環の取り組みを長期的、安定的に定着させることに腐心している。」と述べました。