7月6日、森喜朗元総理が自民党の各地域支部と青木一彦候補の激励のため、島根入りされ、大田や出雲、松江、安来など11支部の連絡事務所を訪問、激励されました。森元総理は「早稲田の雄弁会で、自分は青木幹雄先生の2年後輩で、大学時代に、竹下登先生の選挙応援に島根入りしたことがある。今般選挙は、政権交代後、民主党の9か月間の政権運営の是非を問う選挙で、何としても民主の過半数を阻止し、権力の横暴を止めなければならない。各位はそうした気概で頑張ってもらいたい。」などと述べました。7月7日、菅直人総理大臣が松江入りし、午後2時30分から島根県庁前で街頭演説会が開催されました。900余名(主催者発表は3000名)の聴衆を前に、菅総理は「かつて、島根で宍道湖、中海淡水化中止は、政治主導で公共工事が中止され、時代のエポックの観があった。昨年、政権交代し、新しい価値観で政治を大きく変える時がやってきた。政治主導で島根の新しい時代を切り開こう。」と民主党の候補者に対する支持を訴えました。民主党の小室衆議院議員は「いま、権力は我が方にあり、予算も法律も決めるのは民主党。自民党ではない。」などと述べました。200名の警察官が警備する中で行われた演説会は、広報宣伝車のマイクを握って演説した人たちに、選挙運動従事者が着用を義務付けられている証票(腕章)の着用はなく、公職選挙法で禁止されている候補者の固有名詞入りの幟やスローガンを書いた幟が林立、シンボルマークや政党名をプリントしたTシャツを着た運動員が堂々とビラ配布や候補者に同道するなど、さすが、権力側との風景がありました。