6月25日早朝、日本中が沸きました。サッカーワールドカップ南アフリカ大会で日本が1次リーグ(グループリーE組)を突破して、決勝トーナメントに進出した瞬間です。2勝1敗の堂々の2位の結果には、正直、驚きです。準備段階での不振は、私の中では「岡田監督では無理だろう」という思いが強く、グループリーグ突破は遠い願望でした。しかし、岡田監督は、守備に力点を置いた戦術と選手起用を転換し、短期間でチームを改造することに成功しました。自国開催以外のW杯で初の16強入りという結果を出したことは見事と言うほかありません。公式戦は結果がすべてであり、岡田監督には心からお詫びしたいと思います。いまの日本代表チームは発展途上にあり、カメルーン、オランダ、デンマークと、対戦するたびにチームが進化を遂げているように見えます。ちょうど、中学生でバルセロナ五輪に出場し、泳ぐたびに自己記録を驚異的に更新し、水泳200m平泳ぎで金メダルを獲得した岩崎恭子選手を思い出します。発展途上の日本代表チームはひょっとして、パラグアイを撃破してベスト8,いや、それ以上・・・。睡眠不足の頭がグルグル廻る日でした。