6月8日、6月定例島根県議会の一般質問(第1日)が行われ、上代義郎、中島謙二、加藤勇(自民党議員連盟)、門脇誠三(民主県民クラブ)の4名が質疑を行いました。上代議員は、政権交代後8ヶ月で政権を投げ出した鳩山政権に対する知事の評価や500件を超える不適切検査記録が露見した島根原子力発電所に対する評価などについて、中島議員は萩・石見空港の定期航空路線存続などについて、加藤議員は特例子会社の誘致などについて、門脇議員は隠岐航路の支援などについて知事および教育庁、関係部局長の見解を質しました。溝口知事は鳩山首相から菅首相への政権交代に関し、「社会資本の整備が遅れている地方への配慮を重視した治世を期待している」とし、島根原発について「安全確保は選れて国の責任で行うべきもの」と述べ、萩・石見空港を発着する定期路線の確保については「石見地域と都市部結節の生命線」との認識を示しました。特例子会社については「誘致の検討はもとより県内企業の特例子会社設置の支援も検討する」と述べました。