6月2日、出雲市内のホテルで平成22年度の出雲市観光協会(今岡一朗会長)理事会、総会が開催されました。今岡会長は「平成21年度の観光客は前年比で10%程度の減となっているが、出雲市と協調して観光客の誘致や誘客イベント開催の主管などにより、観光振興の一翼を担う取り組みを進めたい」と述べ、河内幸男副市長は「出雲市は、『出雲ブランド』の拡大によって、『出雲』の知名度アップと地域振興・観光振興を果たす戦略を描いており、観光協会の役割は極めて大きい」と挨拶しました。議事では、平成21年度の事業報告と決算を了承し、平成22年度予算と事業計画を承認しました。研修会では、古事記編纂1300年と出雲風土記のかかわりについて出雲古代歴史博物館の足立研究員が講演しました。意見交換では、島根県が利用者拡大策の一環として進める出雲空港の愛称化について実効性を疑う意見があり、事務局に対して全国の事例検討を進めるよう付言されました。