4月29日、出雲市大津町西谷一帯に広がる四隅突出型墳丘墓を主とする国の史跡「西谷墳墓群」の一角に、出雲市が建設を進めていた出雲弥生の森博物館(渡部貞幸館長)が完成し、オープニングセレモニーが行われました。館内には、弥生時代の巨大な王墓から出土したガラスの勾玉や腕輪,鮮やかな朱の副葬品などの展示室や隣接する国指定史跡「西谷墳墓群」をはじめとした市内の各遺跡を紹介するガイダンス施設にふさわしい研修室があり、学芸員,ボランティアガイド等による展示解説や市内遺跡のガイドも行われます。また、出雲市の埋蔵文化センターの機能も付加されるとのことで、長岡秀人市長は開館記念式典で「文化財の宝庫である地域の文化財行政の拠点としての役割が期待される」と挨拶し、渡部館長は島根大学名誉教授で、西谷3号墳や妻木晩田遺跡の調査を指揮した埋蔵文化財の権威であるだけに、「歴博とともに出雲の古代史研究のメッカとしたい」と抱負を述べました。出雲弥生の森博物館の 開館時間はAM9:00~PM5:00で、 休館日は毎週火曜日(祝日と重なる場合は翌日)、 入館料は無料とのことです。