4月25日、出雲市との法定合併協議会設置の是非を問う斐川町の住民投票が投・開票され、賛成9842、反対7453と、2389票差で法定協の設置が決定しました。出雲市と斐川町が合併すれば、経済、文化、教育、福祉などの枠組みは随分大きくなり、事務事業の合理化により、余剰となった人員や財源を投資的事業に廻すことによって、財政健全化を果しながら、住民サービスの質を高めることが可能となるでしょう。今後は、合併を前提にした両市町の協議が行われ、、福祉、教育、医療など住民の暮らしに関わりの深い分野や産業支援のあり方など仕組みの違う制度をどうするのかと言った問題の方向性が示されることになります。出雲市の長岡秀人市長は「斐川町の皆さんが出雲市との合併を志向されるなら拒否する理由はない」と受け入れの意向を示されていますが、出雲市民一般の反応は、斐川町の2003年の2市5町法定協からの離脱や2009年の町長と町議会議長からの合併協議申し入れを反故にした町議会の対応などもあってか、静観の構えです。特に、合併には単独町制派が多数を占める町議会の合併同意が必要であるだけに、斐川町の関係者各位には「賛否ありき」から脱却して、冷静な対処を期待したいと思います。