3月18日から20日まで島根県議会自民党議員連盟の隠岐振興議員懇話会(会長;細田重雄議員9名)が、隠岐の島町、西ノ島町、知夫村および海士町を訪問しました。隠岐の島町では、隠岐水産高校を訪問・視察した後、隠岐の島町商工会などの経済団体や隠岐病院、隠岐の島町役場、議会関係者と意見交換しました。会議では、隠岐航路への支援や国境離島の特別立法、隠岐病院の充実などについて強い意見がありました。西ノ島町の役場、議会、各種団体との意見交換では、商工会関係者から国賀海岸など国立公園の漂着ゴミ対策、漁業者から魚価低迷に対する支援について意見があり、、知夫村の役場、議会、観光協会関係者との意見交換では、牧道(牧畜作業道)整備やサザエ・アワビの計画出荷などについての要望がありました。海士町では隠岐島前高校を訪問し、魅力アップ事業について説明を受け、生徒の学力アップのため、中・高教員の教科指導について相互交流の提案を受けました。役場、議会および各種団体関係者との意見交換ではU・Iターン者に対する住宅提供支援の必要性や定住要件となる教育、医療水準の確保に対する意見があり、細田会長は、「隠岐地域には国道485号となる隠岐航路など離島ならではの問題があり、関係者が力をあわせて課題解決のために役割を果たしていかなければならない」と述べました。今回の意見交換会は、議員が実際に隠岐の4町村を訪問し、現状を目視した上で実施したもので、今後の隠岐振興施策を議論する上からも大きな収穫となりました。