3月11日、2月定例島根県議会は前日に引き続き農水商工委員会が開催され、平成22年度島根県一般会計予算のうち、農林水産部の所管事項についての審査や所管事項調査などが行われました。質疑では、国の平成22年度予算において大幅に削減された土地改良事業などの農村基盤整備事業について「一括交付金でどの程度対応できるのか」という問いに「国の交付金では54%程度しか充足されず、水利の保全や農道整備などの事業は県の単独事業の積み増しで対応せざるを得ない。23年度以降の見通しは不明だが、非常に厳しい状況」との答弁がありました。予算案の採決では、尾村利成議員(日本共産党)と白石恵子議員(民主県民クラブ)が反対し、佐々木雄三、岡本昭二、絲原德康、園山繁、池田一(自民党議員連盟)の各議員の賛成多数で可決しました。まさか、民主党所属の議員が予算案に反対されたことには大変驚きました。小生は先の本会議で、2月18日、民主党島根県総支部連合会から「鳩山政権、島根県の2010年度予算」という冊子が発行され、1000円で有償配布しているという事実について「県議会の開会前に、審議もされていない上程前の議案内容を、国政与党の国会議員が関与・編成したかのような文言を付して販売するなど、議員としての矜持を弁えないばかりか、選良の態ではない。行政情報には著作権は無く、印刷・有償配布が違法とは言えないかも知れないが、県民から信託を受け、予算を審議するべき立場にある、何人かの現役県議会議員の名前と写真が掲載されていることを心の底から残念に思う。」と指摘しました。民主党発行の冊子には島根県の平成22年度予算の内容が60ページに亘って紹介され、「公約実行」などの文言が書かれています。民主県民クラブの議員に、採決後「なぜ、反対?」と問うと「民主党の主張と議員個人の考えは必ずしも一致しない」と答えました。まさに『羊頭狗肉』。これで政治の責任が果たせるでしょうか。