3月4日、出雲市の割烹温泉ゆらりで、「神宿ル雫、所望ス」と銘打って、出雲杜氏新酒まつりが盛大に開催されました。現在、出雲杜氏は30人余ですが、平田地域の杜氏でつくる平田地区酒造研究会(会長;松本隆隠岐酒造杜氏)は毎年、新酒の鑑評会にあわせて交歓会を開催しています。本年は出雲市などの支援と日本料理おかやの岡正次さんの監修で一般参加のイベントとして開催されました。会場にはテーブルごとに10の蔵元から出品された「出雲冨士」「隠岐譽」「ジュウジ旭日」「瑞泉」「鷹勇」「天穏」「伯陽長」「簸上正宗」「都錦」「ヤマサン正宗」の大吟醸が並べられ、中心に「おかや」と「ゆらり」の職人が腕を振るった郷土料理が用意されました。松尾神社の常松宮司の乾杯で始まった交歓会の参加者は、テーブルごとに違うフルーティな日本酒と美味しい料理に酔い知れ、アッという間の2時間を過ごしました。小生は、島根県商工労働部長の小林淳一氏から勧められ、日本酒で乾杯推進会議の会員登録(No.13287)をしていますが、会場では、参加者に島根県酒造組合から新規加入の呼びかけが行われました。