2月4日、東京麻布のホテルオークラで、島根県の観光情報説明会が開催され、島根県の観光関係事業者と首都圏の観光エージェントや鉄道、航空事業関係者など約300人が参加しました。冒頭、溝口知事は「全国の都道府県認知度最下位の島根県だが、テレビドラマや映画などの効果もあり、だんだん知名度もアップしているように思う。是非、たくさんの皆さんに島根県を訪れていただけるよう期待する。」と挨拶し、島根県観光振興課の角俊一主任が「神々のふるさと・島根」と題したプレゼンテーションを行いました。また、斐川町の万九千神社の錦田剛志禰宜など7名が地域、分野別のプレゼンを行いました。プレゼンに先立って、首都圏観光エージェント各社と島根県内の観光事業者との個別面接が開催され、「島根県の観光情報のツールが少なく、対応メニューが造成しにくい」といった意見が出された後であったこともあり、タイムリーなプレゼンとなりました。意見交換は、島根和牛やしじみなど島根の食材を使った料理と地酒を傾けながら、島根県への送客についての課題などが話題となりました。残念に思えたのは、石見地域からの参加が皆無であったことと、航空関係を所管するセクションの参加が少なかったことでした。首都圏からの航空機利用客の増加は3つの空港を有する島根県の主要課題の一つであり、また、島根県の認知度をアップさせ、浮揚させるために、あらゆる機会を活用するという「したたかさ」がほしいと感じました。