1月29日、出雲市立平田文化館小ホールで、島根県と出雲市から、昨年11月と12月に島根半島の弥山地域と湖北地域で実施された、区画法によるシカの生息頭数調査の結果が、北山地域シカ被害者の会の関係者に対して報告されました。島根県中山間地研究センターの金森弘樹科長は弥山地域1218㌶で実施した調査では、1㌶当たりのシカの生息密度は7.1で、全体の推定生息頭数は434頭となっており、湖北地域では269頭との報告がありました。意見交換では「実際の生息頭数はもっと多いのでは」「山林の荒廃状況は極めて深刻」「何時になったら180頭になるのか」などの意見があり、島根県や出雲市の担当者から「区画法の目視の精度を概ね0.7(620頭)程度として駆除・捕獲頭数を決めたい」「来年度に山林の荒廃状況についてモニタリングを行う」「来年度は、弥山地域で600頭程度の捕獲を実施し、湖北地域では徹底駆除を行う」などの答弁がありました。北山のシカは生息域を拡大しており、湖北地域でも農林産物の食害や造林木の剥皮被害が顕著になっています。関係者住民の皆さんからは徹底駆除を求める声が強く、シカと人との共存が容易ではないことを痛感しました。