12月23日、出雲市駅南町の葬祭会館メモリア出雲で、12月20日に60才で逝去された島根県立大社高等学校長の小玉裕先生の告別式が執り行われました。小玉先生は昭和48年に広島大学を卒業後、島根県内の高校で教鞭をとり、平成20年4月から大社高校の校長として勤務されておりました。つねに穏やかな笑みを絶やさない温厚・誠実な数学の先生でした。島根県教育委員会の北島建孝委員長から感謝状が贈呈され、大賀敏郎松江北高等学校校長は弔辞で「初任校で机を並べて37年、定年退職まで100日余での逝去は慚愧に耐えず、早世の玉ちゃんの分も長生きすることを誓う。」と述べました。600人を超える参列者を前に喪主の裕紀子夫人(出雲高等学校教諭)は「主人はこの2年間で3度の手術を受けたが、高校教育にかける思いは凄まじいものがあった。たくさんのご縁故の皆さんに見送られて喜んでいることでしょう。」と謝辞を述べました。