12月21日、出雲市小伊津町のJFしまね佐香出張所会議室で自民党本部主催の「ふるさと政談in島根」が開催され漁業関係者と党本部所属の衆議院議員の意見交換が行われました。この日、党本部から派遣されたのは、前防衛大臣浜田靖一議員と鳥取県選出の赤沢亮正議員で、ともに選挙区内に水産基地を抱えるぎいんであるだけに問題意識も高く活発な意見交換が行われました。しゅっせきしゃからは「実効のある後継者対策を考えよ」「海岸の漂着ゴミの焼却処理を認めるべき」「プラスチック廃船の処分に支援を考慮して」「漁村地域の災害防除には山林整備が不可欠」「魚価対策には計画出荷ができるよう出荷調整施設の整備が必要」「高級魚の価格が低迷しているのは景気回復の遅れが原因で、早期に景気対策が必要だ」「漁業者は漁をしてなんぼ。生産振興に資する対策に行政支援を」などたくさんの意見に対し、議員のコメントがありました。現政権の所得保障など漁業者に対する直接支援を是とする意見は少なく、意欲のある漁業者に対する経営支援や基盤整備、漁村の生活環境整備などを求める意見が多く出されたように感じました。