10月28日、松江市のくにびきメッセで第32回全国土地改良大会島根大会が開催され、全国から土地改良団体関係者など2000名の関係者が参加しました。野中広務美土里ネット会長は「神々の時代から営々と農業が続けられている島根での大会開催に特別の感慨を覚える」と挨拶し、来賓の郡司彰副大臣は「食糧自給率向上のため、農家の所得保障制度の定着を図るとともに、農村の土地改良事業は、当面、水利の維持と大豆、麦の作付けが拡大できる圃場の整備に特化し、農政の転換を図りたい」と述べました。大会では、永年の土地改良事業に対する功労者に対し、農林水産大臣、農林水産省農村振興局長、全国土地改良団体連合会会長からそれぞれ表彰があり、また、先進事例や国の農政方針などの紹介がありました。また、10月27日には、前夜祭が行われ、1200名の参加者が島根の特産品や地酒を堪能、交歓しました。